IO-Linkマスタについて

StandardLine（AL11シリーズ）は、センサを使った単純な従来の自動化タスクのアプリケーションに適しています。手頃な価格で標準的なアプリケーションに対応する機能が必要な場合に推奨されます。

• シンプルなアプリケーションに対応する標準的な機能が必要な場合に最適

• IP67の産業用とIP69Kのハイジェニック用タイプ
• Aポート4点と8点のIO-Link機器を接続
• EtherNet/IPとPROFINETのタイプ
• 基本的な診断機能
• コスト重視のアプリケーションに最適
• moneo configureに対応

PerformanceLine（AL14シリーズ）は、アクチュエータ制御のための高い電力供給が必要なシステムに適しています。高電力を供給し、各ポートの電流制御と電流・電圧監視が可能な柔軟と使いやすさを備えています。

• IO-Linkポートあたり最大2Aでアクチュエータに直接接続、バルブ・搬送アーム・小型モータ等の制御が可能
• 電源入力ポート搭載で隣接デバイスに接続電源を供給し省配線、省スペース化を実現

• IP67の産業用とIP69Kのハイジェニック用タイプ
• Aポート4点とBポート4点のIO-Link機器を接続
• EtherNet/IPとPROFINETのタイプ
• デイジーチェーン対応M12 Lコードコネクタ接続で最大16Aの電源供給が可能
• moneoに対応（基本機能）

DataLine（AL13シリーズ）は、IIoT化の導入に最適な製品です。機械のデータをPLCの制御機器と通信機器の両方に伝送し、ITインフラでMQTTやJSONなどによるデータアクセスが可能です。

• 既存のPLCロジックを維持しながらIIoT化を早く簡単に導入できます。
• MQTT/JSONなどの通信インターフェースにより、既存のITシステムとの接続やダッシュボード機能、状態監視ソリューションが簡単に実現します。

• IP67の産業用とIP69Kのハイジェニック用タイプ
• Aポート4点または8点のIO-Link機器を接続
• EtherNet/IP・PROFINET・EtherCAT・Modbus TCP用の各タイプ
• M12 Aコード電源コネクタ
• moneoに対応（拡張機能）

SolutionBlock（AL15シリーズ）は、1つでIO-Linkマスタとエッジデバイスに接続し、Node-RED・MQTT・OPC UAの機能を内蔵してITシステムと簡単に接続できます。

• 1台にIT/OTインターフェースを搭載し別途モジュール不要で接続
• Linuxプラットフォーム内蔵で将来的なIoTアプリケーションの拡張に備える柔軟性を提供

• マルチプロトコル対応：PROFINETとEtherNet/IPをサポート
• 証明書ベースの暗号化通信とOPC UA機能内蔵でエンドユーザーとIT部門の代表的な要件に適合
• MQTT通信とJSON形式をサポートしREST APIによるデータ交換をTLSで暗号化
• IODD interpreter：センサの生データを直接マスタ内で分かりやすい単位などに変換し出力
• NTPをサポート：ネットワークタイムプロトコル（NTP）によりネットワーク上のデバイスを高精度に同期
• moneoに対応（拡張機能）

CabinetLine（AL19シリーズ）は、DataLineシリーズの機能を備えた制御盤設置タイプのマスタです。レトロフィットや制御センターでの設置に最適です。

• IP20の省スペースな制御盤設置で分析機能にも対応
• ビルオートメーションや既存の製造建屋の集中型設置に最適

• Aポート8点のIO-Link機器を接続
• MQTT/JSON IIoTポート
• EtherNet/IP・PROFINET・EtherCAT・Modbus TCP用の各タイプ
• 取外し可能なケージクランプで簡単接続
• moneoに対応（拡張機能）