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産業アプリケーション用埋込式圧力センサ

接着剤、糊、シール材などの粘性媒体が、正確な高圧のパイプを通って運ばれる場合には必ず、コンパクトなG1/2圧力トランスミッタが理想的な選択肢です。

各部をクリックするとPL15の詳しい機能をご覧いただけます。

埋込取付の柔軟なシール方式
PL15は埋込取付でデッドスペースがなく、媒体が付着しません。塗料やすすぎ水が残らないので、塗料の品質を劣化させません。」
メンテナンスマネージャー -Relius Farbenwerke GmbH
丈夫なセラミック測定セル– 圧力センサ最高の耐久性
セラミック測定セルは、媒体に含まれる固形物に接触してもキズつかず、長期安定性に優れています。」
セラミック製造関係
小型でコンパクトなボディ
PL15は外形が小さく、測定ポイントの周辺にスペースを空けておく必要がないため、プラントの省スペース化が可能で、センサの取付け・取外しが簡単です。」
Riko Slodowitz - ABEL GmbHジュニアプロダクトマネージャー
IO-Linkにより詳細なプロセス情報を取得
「IO-Linkにより、常に正確な圧力データが損なわれずに制御システムまで伝送されます。また、温度を出力できるので測定ポイントを追加する必要がありません。」
Maximilian Meurer - EnviroFALK GmbH測定制御エンジニア

ユースケース

付着物やピグ衝突による故障の心配がない

RELIUS Farbenwerke GmbHは塗料とニスを扱うヨーロッパの大手メーカーです。同社では、大型タンクに貯蔵された塗料をピグシステムで抜き取ります。この作業は、水圧を利用してピグをランチャーから発射し、充填プラントのレシーバーで回収して行います。充填が完了すると、圧縮空気によりピグをランチャーに押し戻し、すすぎ水を配管から排出します。この時にランチャーとレシーバーの間のピグの正確な位置を、圧力センサを使って把握します。センサとピグの間にはわずかなスペースしかないため、度々接触します。

PL15圧力センサを導入したセラミック製造の事例

多くのセラミック製品では、釉薬を使った表面仕上げが一般的に行われます。製造で余分に吹き付けられた釉薬は、ウォーターカーテンで回収され処理プロセスへ送られます。プラント下流側では、水とセラミックの固形物を、フィルタプレスを使って分離します。完全に分離するためには、ろ布すべてが十分に機能していなければなりません。
そのため、PL15圧力センサを使ってプレス圧の保持力を測定し、ろ布の状態に関する情報を取得します。これにより、状態に応じたメンテナンスを的確に計画することができ、分離の効率化と水・セラミックの再利用が可能になります。

省スペース設置で測定ポイントを削減

ABEL GmbHは、鉱工業等の研磨性・腐食性媒体用の高効率ダイヤフラムポンプを製造するメーカーです。ポンプの過熱や過負荷を防ぐために圧力センサを導入し、作動油と移送する媒体の温度と圧力を連続監視します。

「当社が開発・販売するポンプは、最高の信頼性を備え、省スペースの要求を極力まで叶えます。」

少ない測定ポイントで精度向上を実現

EnviroFALK GmbHは、30年以上にわたって世界中の幅広い産業分野の水処理システムの設計・製造を手掛けてきた企業です。
同社では、PL15圧力センサが多段ろ過システムをはじめとするさまざまなアプリケーションに導入されています。今後は、各種タンクのアプリケーションに差圧式レベルセンサも導入して、システム内の使用機種のスリム化と保有コスト削減も図ります。

  • グルー・接着剤・泡等の高粘度媒体の吹付け
  • スノーガン:埋込式のため高圧循環水が残らず排出されプロセス接続部が凍結しない
  • 部品洗浄システム:埋込式のPL15が屑・泡等による圧力流路の詰まりを防止
  • 水処理等の固形物を含む媒体用途

システム接続

シーリングコンセプト

センサの取付方法に合わせた柔軟なシーリング

PL15 mounting
  1. 従来の溶接アダプタの場合
    PLセンサは、Oリングと組合わせることで耐圧60 MPaまでのシーリングエッジに取り付けることができます。圧力が6 MPaを超える場合は、外装と媒体接続部とのシールが使用されます。
  2. ifm溶接アダプタE30509の場合
    ifmの溶接アダプタを使用する場合は、メタルシールによりセンサ端部とシーリングエッジが直接封止されます。このため、高圧下で塗料やラッカー等の液体媒体が測定ねじ部に侵入・付着せず、後工程での媒体の混入/汚染を防ぐことができます。
  3. ブロックや配管への取付の場合
    G½規格のねじ穴に取付ける場合は、ハウジングとプロセス接続の間にシールを挿入します。

IO-Linkによる付加価値

IO-Linkによる損失のないデータ伝送
デジタル通信により変換ロスがなく、信号品質が磁界等の外部の影響を受けません。
プロセスを見える化
圧力カーブを連続監視し、常にプロセスを見守ります。トランスミッタは媒体の温度も伝送するため、測定ポイントを増やす必要がありません。
簡単セットアップ
IO-Linkにより、素早く簡単に圧力センサを設定できます。

FAQ