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ifm mate:Event Logger

工程の詳細把握による改善

工程内では、同じ作業ミスや時間ロスが気付かないうちに繰り返し発生している場合があります。工程内で発生するイベントを記録・分析することにより、改善ポイントが「見える化」されます。

ソフトウェアバージョン1.5.0では、アップデート新機能としてEvent Loggerライセンスが追加されました。

以前の作業支援システムifm mateでも、作業ミスの発生源を把握できましたが、発生したイベントを記録・共有できるようになりました。発生内容を詳細に把握することで、工程改善をより効果的に進められます。

Event Loggerの機能

MQTTインターフェース統合により、選択されたイベントデータの収集・分析が可能です。これにより、非効率な作業や作業ミスの発生傾向を可視化し、工程分析や改善活動に活用できます。

はんだ不良や部品破損などのエラー項目をエラーシートに登録し、作業ミスが発生した場合にこのイベントを選択してデジタルで記録することができます。記録した情報を、MQTT経由で他の工程データと紐付けることが可能です。

Event Loggerのメリット:

作業工程の時間ロスを特定

繰り返し発生する作業ミスの傾向を分析

工程分析により作業ミスの原因特定と改善を支援

活用例 工程分析による改善

サブアセンブリの組立を行う、手作業のワークステーションがあります。作業は、6つの手順とはんだ付け工程で構成されます。組立後の電気検査で不良品が繰り返し発生していますが、問題の発生源が特定できません。

想定される主な原因:

  • はんだ不良
  • 部品の不足
  • 間違った部品の使用

作業システムifm mateのEvent Loggerは、作業ミスの情報を記録したエラーシートを活用し、原因の特定と分析を体系的に行うことができます。

ifm mateは、指定された工程から誤った把持や逸脱を自動で検出します。また、作業者はその場で、はんだ不良などのエラー内容をエラーシートから選択して記録します。

これにより、エラーを可視化し迅速に対策することで、不良の発生を低減して改善につなげられます。

Event Loggerの仕組み

  • イベントの作成:作業支援システムifm mateに、作業手順ID、タイムスタンプ、数量、センサ値などを含むイベント情報を作成します。
  • 送信:作成したイベントは、MQTT経由で連携システムに送信されます。ifm mateから送信されたメッセージ、MQTTブローカーを介してシステムで受信されます。
  • MQTTでのメッセージの一時保存:MQTTブローカーにメッセージが一時的に保存されます。メッセージを管理し、設定されたシステムへ配信します。
  • 受信: ITインフラ側でエラーの受信先を登録します。MQTTブローカーから設定された受信先へメッセージが配信されます。
  • IT側の処理:ITシステムはメッセージを受信して処理を行います。作業ミスの記録・アラーム通知・対策を行います。