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  1. レーダセンサの技術とアプリケーション
  2. レーダ距離センサ

天候・環境条件に左右されず距離・位置・速度を測定できるレーダセンサ

視界不良でも距離測定が可能

降雨や降雪、風圧・埃の影響を受けない:レーダセンサは、過酷な使用環境下でも正確に物体を検出します。高性能レーダセンサ技術により、アプリケーションに合わせて設定可能な各種動作モードや、高い衝撃・振動耐性などさまざまなメリットがあります。

レーダセンサの特長

レーダセンサのメリット

安定検出
視界不良の場所でも信頼性の高い測定を実現
堅牢
気象条件に影響されず広い温度範囲で使用でき、厳しい環境や屋外のアプリケーションに最適
柔軟な調整
各種動作モードにより長距離検出やミリメートルレンジの高精度な分解能を実現
簡単設定
ソフトウェアifm Vision Assistantやifm moneoによる直感的な設定とITレベルの測定データ表示で分かりやすい
グローバル対応
2つの周波数帯で世界中の多くの地域で使える

レーダ距離センサのアプリケーション

コンベアラインの搬送物監視
コンベアライン上の搬送物の高さと速度を非接触で同時検出

車両の位置決め
洗車機の車両や傾斜架台と車両のドッキング時の接近を検出

距離制御・高さ測定
埃の多い畑などの環境で地面と収穫物との距離を安定測定

周囲監視と衝突防止
走行中の車両の周囲の障害物を早期に検出し、運転手の死角確認を支援

スマートアクセス管理
クロストラフィックマスキングによるゲート・バリアの自動開閉

製品タイプ

システム構成

IO-Linkによる付加価値

  • 複数の測定値を出力
    対象物の距離・速度・移動方向を非接触で同時に検出します。
  • プラグ&ワーク
    直感的に設定でき測定データを連続出力します。
  • 稼働率の向上
    傾斜角度値を出力し、センサの方向の状態を監視します。
    また、バックアップ・リストア機能により、接続するだけでパラメータの設定データを自動的に読み取り新しいセンサにコピーするため、簡単に機器交換ができます。

検出範囲計算ツール

よくある質問(FAQ)

製品

レーダ距離センサ レーダエリアセンサ
タイプ R1D 距離検出 R2D 3D距離検出 R2D 3Dエリア監視
距離検出
速度検出
傾斜検出
検出領域を設定 距離のみ 3軸設定が
可能 (X・Y・Z)
3軸設定が
可能 (X・Y・Z)
位置座標 半径距離 X・Y・Z位置 X・Y位置
オブジェクトリスト
出力 IO-Link
スイッチング出力
4~20mA、0~10V
CAN
IO-Link
スイッチング出力
4~20mA、0~10V
CAN
IO-Link
スイッチング出力
CAN