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  1. 船舶の自動化
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デッキクレーンの油圧機器監視

重量物の荷役に使われるデッキクレーン・伸縮ブームクレーンなどの甲板機器の駆動方式は、油圧式が一般的です。油圧系の心臓部となる油圧パワーユニットは、油圧系で重要な働きをする油圧シリンダに動力を供給します。

ifmのセンサが油圧系統の高い動作信頼性を確保し、省メンテナンス化を実現します。

レベルセンサは、油圧タンク内の液位を連続監視し、オーバーフロー機能により環境を確実に保護します。

圧力センサはシステム圧を監視し、温度センサで作動油の温度を監視します。

IO-Linkモジュールは、油圧パワーユニットに設置されたセンサ信号を収集してコントローラに伝送します。これにより省配線化が実現し、従来の複雑な配線とそれに伴うコストが解消されます。

ソリューション

圧力・レベル・温度を制御

DNV認証取得の圧力トランスミッタPTシリーズが、バルブ制御に必要な油圧回路のシステム圧の情報を伝送します。DNV認証取得の温度トランスミッタTAシリーズが、作動油の温度を測定し、高い精度を全測定範囲域で保証します。

DNV認証取得のポイントレベルセンサLMCシリーズは、レベル低下を早期に検出してポンプの空運転を防止します。

作動油の品質監視

オイル品質を汚染度と水分濃度により判定し、適切なタイミングでオイル交換を行うことで劣化による油圧装置の故障とそれに伴う修理コストの発生を防止できます。

パーティクルモニタLDPは、作動油の汚染度を示す清浄度を監視します。

油圧装置の作動油や潤滑剤への水分の混入は、一般的に望ましくありません。水分濃度が上昇すると、装置動作に大きく影響し故障のおそれがあります。

油中水分センサLDHは、作動油の相対湿度を測定します。