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  1. 振動センサ
  2. CANopen対応IO-Link3軸振動センサ

CANopen対応 状態監視用振動センサ

機械の異常予兆を発見して早期に警告し、損傷を未然に防止できる監視システムの導入を考えたことはありませんか?振動センサVMB301は、CANopen通信インターフェースを備えた初の状態監視用センサです。

建機・特装車の安全を見守る

センサを使って機械の振動と温度を連続監視し、建機・特装車や産業機械の安全な稼働を実現します。異常や摩耗の兆候を検出することにより、重大故障によるコスト損失とダウンタイムを防止します。振動センサVMB301は、周波数範囲最大7500Hz、加速度測定範囲最大±60g、高性能な3軸MEMS測定技術により、ベアリング損傷・潤滑不良・アンバランスの増加などを広帯域周波数で分析し損傷の予兆を確実に検出します。

過酷な使用環境に耐久性を発揮する堅牢なデザインを備え、振動センサVMB301は目視で発見できない機械の故障予兆を常に監視します。

製品の特長

製品メリット

3軸MEMS測定技術を採用し、柔軟に取付けられ軸方向と垂直・水平の3方向を正確に測定します。

機械的ストレス・疲労・摩擦・衝撃・表面温度などの機械部品の状態に関する重要指標をリアルタイムで連続検出し、すべてセンサ内部で直接測定します。また、サンプリング周波数と機械の起動回数の測定機能も内蔵しています。

非常に堅牢なステンレス製ハウジングは、過酷な使用環境に安心してお使いいただけます。MEMSセルフテスト機能内蔵・M12コネクタ式、メンテナンスフリーで優れた耐久性を発揮します。センサの状態をLEDで確認できます。

ベアリングとアンバランスの故障分析機能を内蔵し、CANopen通信により簡単にアクセスできます。

120Ωバス抵抗器内蔵で有効/無効を切替えられ、柔軟性な取付けで作業にかかる時間とコストを節約します。

状態監視用振動センサのアプリケーション

状態監視用振動センサVMBは、加速度の3軸測定により状態指標をリアルタイムで計算し、CiA 301規格によるCANopen通信を行います。次の測定と分析が可能です。:

  • 機械的ストレス(d-Peak to Peak)
  • 機械部品の疲労(v-RMS)
  • 摩擦・キャビテーション(a-RMS)
  • 衝撃 / 衝突(a-Peak)
  • ベアリングの初期損傷(BearingScout™)
  • アンバランス(アンバランス分析)
  • 高温の発熱(表面温度)
  • クレストファクタ(波高率)

振動スクリーン選別機のプロセス・状態監視

ベアリング故障診断機能BearingScout™を内蔵した振動センサにより、潤滑不良による機械的摩擦(a-RMS)・疲労(v-RMS)・表面温度・機械的ストレス(d-Peak-to-Peak)を連続監視します。

状態やパフォーマンスを示すこれらの指標を監視することで、ダンパの摩耗や駆動モータのベアリング損傷をリアルタイムで測定し、振動スクリーン選別機の過負荷を早期検出します。これにより、機械稼働効率が向上し計画外ダウンタイムを低減させます。

また、最大4秒間の加速度信号の同期生データの記録を、3軸すべてで設定・出力できます。機械の異常を総合的に分析することにより、素早い対応が可能になります。

建機・特装車の回転機構の摩耗検出

道路清掃車のバキュームシステムや掘削機の掘削ユニット、草刈機の回転刃は、高速回転により高い応力がかかります。これにより、部品の摩耗やアンバランスの増加が危険なレベルまで進行すると、機械が故障し停止する可能性があります。

状態監視用振動センサVMBを導入することにより、機械の使用寿命を延ばすことができます。スマート振動センサにより、振動強度の変化や機械の動的加速度を測定し、損傷の兆候を確実に検出します。異常予兆を早期に警告して重大な損傷を未然に防止し、メンテナンスを計画的に策定でき機械の寿命を延ばします。

建機・特装車の異物検出と衝撃監視

木材粉砕機や飼料・野菜などの各種収穫機は、破砕装置や切断刃の損傷の原因となる投入ユニットの異物の噛み込みを早期に検出する必要があります。過酷な環境で使用する建機・特装車は強い衝撃を頻繁に受けるため、EV仕様車では搭載した高圧バッテリや水素タンクが損傷すると、長い時間をかけて故障に発展するおそれがあります。

状態監視用振動センサVMBは、このような課題を解決します。加速度最大60gの広い測定範囲と精密な3軸測定により、車両内部に侵入した異物で発生する強い衝撃を早期に検出します。重大な障害が発生すると直ちにセンサが反応し、安全動作で機器を保護します。

建機・特装車の早期警告機能による状態監視

港湾クレーンのベアリング、タンクローリーの遠心ポンプ、林業機械のギアなどの重要部品は、定期に点検して機械の故障を防止しなければなりません。

これらの機械の目や耳として機能するのが、振動センサVMBです。ベアリングの損傷を分析するBearingScout™を内蔵し、重要部品を常に監視して異常予兆を早期検出します。また、ポンプのキャビテーションやギアに発生しやすい潤滑不良など、状態の変化を検出して故障を未然に防止します。

システム構成

よくある質問(FAQ)

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