振動診断増幅器と加速度センサ

振動診断増幅器VSEは、プログラミング可能で4点の動的な振動信号を診断でき、自動化・制御レベルのシームレスな連携によるオンライン状態監視を実現します。多彩なスマート機能を搭載し、必要な場所でエッジコンピューティングを運用できます。

振動診断増幅器VSEを使い、状態監視パラメータを時間・周波数範囲で柔軟に設定して、ミリ秒単位のリアルタイム通信でさまざまな監視タスクを実行できます。

振動診断増幅器は、速度・圧力・温度などの信号をアナログ入力により追加して必要な情報が収集でき、機械やアプリケーションに合わせて信頼性の高い柔軟な状態監視を実現します。

OPC UAサーバを介したEthernet TCP/IPの双方向通信と、主要フィールドバス通信（Profinet、Modbus TCP、EtherCAT、EtherNet/IP）により、振動診断増幅器と機械間における高い通信性が確保されます。

製品

加速度センサは、機械表面の動的な力を測定し、振動診断増幅器VSEで、振動監視や振動診断に必要な生データを送信します。

加速度センサVSAやVSPは、さまざまな形状があり丈夫なデザインのため、立入りが困難な場所に設置できます。幅広い測定範囲に対応する圧電型（100 mV/g）または静電容量型（0～10 mA）のタイプがあり、振動診断増幅器VSEと接続して振動を検出します。

高速運転する機械の動作や加振力に強く、安定して振動を検出します。
セルフテスト機能内蔵で安全性を確保します。

防爆エリアの振動測定用です。
ATEXゾーンの外に設置した振動診断増幅器VSEと、セーフティバリアを介して接続します。

MEMS内蔵IEPE圧電式多軸加速度センサは、アキシャル方向とラジアル方向の振動も検出します。