ifmのセンサによる木材製造設備の予知保全

1937年にイスタンブールで創業したHayat Holdingは、繊維・木材製品等の事業を展開し、MDF（中密度繊維板）・パーティクルボード・寄木張りフローリング材を生産しています。木材事業部門のKastamonu Entegreは、全工場でセンサを活用した予知保全に取組み、設備の信頼性向上を図っています。製造ラインが1日以上停止すると多額のコスト損失が発生するため、先進技術の導入は不可欠です。

従来は、振動を検出して画面に数値を表示するだけのセンサを使用していましたが、現在ではifmのセンサにより、ベアリング不良・機械の緩み・軸のミスアライメントなどの機械的な異常も検出できるようになりました。これらのセンサは、高温油ポンプやファンなどの重要設備において、特に高い効果を発揮しています。毎月の定期測定からオンライン監視への移行により、設備の状態を継続的に追跡・分析できるようになり、パフォーマンスが大幅に向上しました。ifmは、Kastamonu Entegreを全面的にサポートできることを誇りに思っています。工場の重要設備の効率化を実現するため、いつでも信頼性の高いサポートを提供します。

お客様の概要

Kastamonu Entegre は、トルコ最大のウッドパネルメーカーであり、世界でも有数の木材製品メーカーです。