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ifmグループ、2019年度売上高10億ユーロを達成

2020/04/15

ifmグループ(本社:ドイツ・エッセン市、代表取締役会長:マーティン・バック/マイケル・マフォーファー)は、会社設立50周年の節目となる2019年に10億ユーロの売上高を初めて達成したと発表しました。CFOであるクリストフ・フォン・ローゼンベルクは、この確定値について「前年(2018年度)より緩やかな伸びであるものの、この記念すべき年に残した結果に非常に満足している」とコメントしました。

国際的な貿易問題が議論されている最中にありながら、革新的な自動化・デジタル化技術を専門とする当社は、2019年度末時点において前年比5.5%を記録し、再び売上を大幅に伸ばすことができました。グループ単体の収益で10億ユーロを達成したことは、ifmの50年の歴史の中でも初めてとなります。主な要因となったのは、北米・南米地域と中国での成長でした。同CFOは「食品と建機・特装車分野が大きな成長を見せ、グローバルにおける自動車産業と関連機械工業の急激な落ち込みを和らげることができた」とコメントしました。事業環境が大きく揺れ動く中でも、支払金利前税引前利益(EBIT)は5.6%の堅調な水準を維持(前年度:7.7%)しており、同氏は「この結果は、当社のビジネスモデルに持続的な収益力があることを表している。」とコメントしました。

さらに、現在取引中の顧客数についても17万4,000件と記録を更新し、2019年末時点の従業員数は7,300名まで増加しました。 

尚、新型コロナウィルス危機の影響による先行き不透明感から、2020年の見通しについては現在のところ発表を控えています。「中国とヨーロッパでは社会的な混乱があったにも関わらず、2020年第1四半期の売上は前年と同程度の安定した水準となったが、世界経済の減速により、今後数ヵ月は売上の減少を覚悟しなければならない。」と同氏は述べています。