回転機械の分散スマート監視
- センサに直接取付ける速度監視機能付きミニディスプレイ
- 色が変化（赤/緑）するオンサイト速度ディスプレイ
- 2つの調整可能なしきい値、それぞれに独自のスイッチング出力
IO-Linkによるパフォーマンス向上
- IO-Linkにより、危険ゾーンの外側からパラメータ設定可能
- 現在の速度をIO-Linkでコントローラに伝送
任意のセンサを速度モニタに変換
高周波誘導式、静電容量式、光電式センサに。この小型デバイスはパルスを生成するセンサを速度モニタに変換します。速度監視機能付きのミニディスプレイは、M12接続を使用して直接センサにネジ止めするか、フィールドに設置できます。2つの調整可能なしきい値はそれぞれに独自のスイッチング出力があります。現在値が定義された速度範囲を上回ったり下回ったりした場合には、ディスプレイが赤と緑を交互に表示して示します。センサはIO-Link経由またはセンサ上のボタンを使用して便利に設定できます。速度値はデジタル通信プロトコルでコントローラに伝送することも可能です。そのため速度監視プラグが、コンベアベルト、ネジコンベア、ファン、遠心分離機、セパレータなどの分散監視向けの安価で柔軟なソリューションになります。
アプリケーション
特に運搬技術の分野では、速度センサはたとえばベルトコンベアやバケットエレベータの監視などのさまざまなアプリケーションで使用できます。ここでは通常、速度不足やつまり、停止のモニタリングに使用されます。
メリット
ミニディスプレイには完全な速度監視が統合されています。スイッチポイントその他のパラメータは、ディスプレイで直接設定できます。さらにIO-Linkで、現在の速度やスイッチポイント、起動遅延時間などの重要なパラメータに関するリモート情報を提供します。
動作原理
このセンサは通過するカムやその他の金属製ターゲットで減衰されパルスをディスプレイに伝送します。減衰動作間の時間間隔に基づいて、時間または周波数（実際の回転速度値）を計算し、それを設定されたスイッチポイント（プリセット値）と比較します。出力は出力遅延時間の間と、回転速度が設定されたスイッチング値を超えたときにスイッチングします。ミニディスプレイは速度超過および速度不足、出力のスイッチオフを通知します。
